娘との戦い

食にはあまり欲がない娘。
彼女からすれば、母乳が全てのようである。

そんな娘も、味がわかってきたのか、
気に入らない食事だとスプーンを手で叩いてしまう。

お陰で、離乳食の時間のたびに
床はご飯粒やらオカズやら、さらに水びたしになるのである。

流石に温厚な私でも頭にきてしまい、
ついつい声を張り上げてしまう。

怒られている事はわかっても、
何がどう悪いのか理解できていないのだと
冷静になるのだが、
それと同時、毎日これを繰り返し対応している妻に
甚だ頭が下がる思いである。


そんなことを、職場の上司に話すと
「そんなものだよ。うちも凄かったよ。」

…どうやら避けては通れない道らしい。


週末だけの娘との戦い(?)
じっくり受けて立つとしよう。







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