年金問題に迫る

斯くして我が身に起こった「ねんきん問題」。
その結末は如何に…


総務に確認し、
入社と同時に「年金手帳」を提出したこと。
また、会社で保管していることは明らかになった。

しかし、年金手帳を確認すると、入社以前の記録はなかったのである。

これも、単に記録ミスに違いないと信じてやまなかったのであるが、
父と連絡を取り、真相を確認すると、
父が納めていたと言う、鮮明なイメージとなって残っていた記憶が、
跡形も無く消え去ったのであった。

父も母に確認し、そのような事実、と言うより覚えがあるかどうかを調べたようだが、
記憶と言うより、納めた覚えは無いと言ったからである。


そもそも、国民年金自体は本人が納めるもので、
その納付書(かどうかわかるが)、本人のもとに送られるはず。
当時、一人暮らしをしており、当然、住民票も移動していたかことから、
親元に届くことはない。

ならば、尚更、学生である私が払える訳も無いので
親に支払いをお願いしているとも考えられるのである。

しかし、先に述べたように鮮明なる記憶のイメージが消え去ってしまった今、
そう考える自信すらない。


ねんきん特別便」は、
社会保険庁の説明によれば、すべての年金受給者・加入者に送られるとのこと。

ただし、青色封筒と緑色封筒があり
前者は、年金加入記録に漏れがある可能性がある場合
後者は、加入記録の確認を促す場合
となるのだが、小生は前者に該当し、
他に小生の記録に結びつく可能性のある記録があることからすれば、
やはり、それは20歳から入社前の納付記録であると考えられる。


冷静に事の真相を眺めてみると、
生年月日と加入開始日は把握されているから、
20歳の誕生日から、入社(加入開始)までの記録が無いことが自ずと判る。
この空白の時間を有するものに対して、
事務的に「ねんきん特別便」を発行しているようにも思えるのである。


いずれにせよ、失った記憶と自信をもとに自問自答しても致し方ないので、
社会保険事務所に問い合わせすることとしよう。


ちなみに、小生が該当した方の「ねんきん特別便」は、
平成20年3月中に送付したとあるが、
手元に届いたのは、昨日。
3月に発送したものが、約4ヶ月の間、何処をどう巡って辿り着いたのか、
そちらの真相も知りたいものである。







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